習慣の作り方。日課チューニング考察
みなさんは三日坊主をなんとかしたい、と悩まれた事はありますでしょうか?
僕は大いに悩まされました。学生時代からやると決めた勉強計画が数日後にはうやむやに、、という失態を数限りなく繰り返してきました。
そんな中で、なんとか「うまいこと習慣を作り出す方法」というものを考え、試行錯誤する中でなんとか思い通りの日課をこなす事ができるようになってきたので、
今日はそのご紹介をさせていただきたいと思います。
同じような悩みをお持ちの皆様の一助になれば幸いです。
毎日英語の勉強をするぞ、と決めておいていつの間にやら続かなくなってしまう原因は僕の場合は下記の2つが大きかったです。
- a.「これほんとにやって意味有るのかな・・?」が頭をよぎってモチベーションが下がる
- b.忙しくて日課の事を"単に忘れる"
これに対して僕がとった方法は下記です。
- まず、日記だけはなんとしても続ける。一行でいいので。
- 習慣化したいタスクは一週間単位でテーマ化する。一週間ごとに週のタスク実施結果を見る
- 効果を感じられるうちはレギュラー日課として実施続行。
- 同じプロセスでレギュラー日課を増やしていく。でも限界があるので途中でレギュラー落ちする日課があって当然
それぞれの項目に大事な役割が有ります。詳しく見ていきます。
1.日記
これは続かない原因bの「単に忘れる」を防ぐためです。
また、一行日記であれば分量的にもとても簡単に実施できますし、
一日を振り返るというのはほとんどの人にとって、心落ち着く効果を感じられるものだと思えます。
まず日記を習慣化する事で、「日課の起点」を作れます。日記を書くときに、「あ、あれもやらなきゃ」とタスクを思い出します。
また、日記はevernoteなどで定型フォーマットで用意しておき、フォーマット内に「今日のタスクの実施は?」という問いをあらかじめて入れておくとリマインダー効果もあります
2.一週間テーマ
習慣化したいタスクをいきなり長期計画で決めこんでも、原因bのように「これ意味あるのかな?」と迷いが生じる事があります。
そこであらかじめ「一時的なものである」としておき、「効果が感じられたら続ける」とするのです。
効果は一週間ごとに振り返りレビューをして確認します。大げさな物でなくても、僕の場合は「先週より今週の方が充実感があった、向上した手応えを感じる」程度でやってます。
3.レギュラー日課制度
一週間テーマでの実施をとおして、効果を感じられたものはレギュラー化します。日記同様、毎日実施するようにします。
定着が問題ないようなら、新しい日課候補として次のテーマを並行して実施します。
いったんレギュラー日課になったタスクも、長く続けるうちに効果に疑問が出てきたらレギュラーから外したり、やり方を変えてみたりします。
4.レギュラー日課の数
こうやって日課を定着させても無尽蔵には増やせません。どこかで限界が来ます。僕の場合は、1日5タスクくらいが限界です。
後は状況に応じてレギュラーを入れ替えて行きます。仕事で英語が必要になってきたので、レギュラーから読書をいったん外して英語学習を復活させる、みたいな感じです。
また、レギュラーがある程度固定化しても、週がわりでいろんなテーマを試していくのは気分転換にもなって楽しいです。
という訳で、
- 日課の起点としての日記
- 日課実施を最初から長期的に決め込まない一週間テーマタスク
- 効果の感じられる間だけ続ける入れ替え制レギュラータスク
が僕なりの習慣の作り方でした。
ご興味ある方は試してみてはいかがでしょうか?